Mousavi SK, Javadzadeh A, Hasankhani H, Parizad ZA. Relationship between learning styles and clinical competency in nursing students. BMC Med Educ. 2024;24:469.
背景:臨床能力の習得は、看護教育プログラムの最終目標であると考えられている。本研究では、看護学部生における学習スタイルと臨床能力の関係について検討した。
方法:2023年にイランのザンジャーン医科大学アバール看護学部の第2学期から第6学期の看護学生276名を対象に記述相関研究を実施した。データは、参加者がオンラインで記入した人口統計学的質問票、Kolbの学習スタイル、Meretojaの臨床能力評価を用いて収集した。データはSPSSバージョン16を用い、記述統計および推測検定(独立T検定、ANOVA、ピアソン相関)を用いて有意水準0.05で分析した。
結果:看護学生の学習スタイルは、発散型が31.2%と最も多く、収束型が18.4%と最も少なかった。臨床能力の総合得点は77.25 ± 12.65点であった。また、学習スタイルと臨床能力の間には有意な関係があり、適応的学習スタイルと収束的学習スタイルの学生の臨床能力は高かった。(P < 0.05).
結論:本研究の結果から、看護学生の学習スタイルと臨床能力との関連が示された。教育プログラムは、優秀な学生を識別し、臨床能力の向上に関連する様々な学習スタイルの強化に合わせたワークショップを提供することが推奨される。