Yuhuan Z, Pengyue Z, Dong C, Qichao N, Dong P, Anqi S, Hongbo J, Zhixin D. The association between academic stress, social support, and self-regulatory fatigue among nursing students: a cross-sectional study based on a structural equation modelling approach. BMC Med Educ. 2022;22:789.
背景:中国の看護学生の心身の発達に対する学業ストレス、社会的支援、自己調節性疲労の状態を重視し、本研究の目的は、中国黒龍江省の看護学部生グループを対象に、学業ストレスと自己調節性疲労におけるこれらの変数と社会的支援の媒介関係を調査し、看護学生の自己調節性疲労軽減に取り組むための理論的根拠を提供することであった。
方法:この横断的研究では、様々な学年の1703名の看護学生が、社会的支援、学業ストレス、自己調節性疲労の尺度に回答した。有効回答数は797件であり、回収率は46.80%であった。統計解析には、独立t検定、クラスカル・ウォリス検定、ピアソン相関係数を使用した。また、構造方程式モデリングによる分析も行った。
結果:看護学生の大部分(81.4%)は19歳から21歳である。8割が女性であった。また、1年生が93.0%を占めた。学業ストレス、社会的支援、自己調節性疲労の合計得点は、それぞれ111.28±29.38、37.87±6.70、45.53±5.55であった。学業ストレスは、社会的支援および自己調節性疲労と相関があった(いずれもp<0.001)。社会的支援は中間変数であり(p<0.001)、中間効果値は0.122で、全効果の32.35%を占めた。
結論:学業プレッシャーは、社会的支援を媒介として、自己調節性疲労の増加と関連する。教育管理者は、看護学生の社会的支援と資源補充、看護学生の心身の資源の調整と代償開発、看護学生の内部資源調整の進展、自己調節性疲労の軽減に注意を払う必要がある。