Zaccariah ZR, Irvine AW, Lefroy JE. Feasibility study of student telehealth interviews. Clin Teach. 2022 Apr 9. Epub ahead of print.
背景:COVID-19パンデミックにより、医学生は遠隔臨床コミュニケーションの方法(電話やビデオ)を教わることになった。junior studentsは一般的にこれに参加せず、以前より患者との接触が少なくなっている。本研究では、junior studentの視点から、両手法の患者遠隔医療面接の実施可能性を検討することを目的とした。
方法:1年生が患者ボランティアとペアで電話インタビューとビデオインタビューを1回ずつ行った後、電子質問票を使用して、希望するモダリティの理由を調べた。また、それぞれの課題や利点に関する学生の意見も求められた。
結果:合計55名(コホートの32.7%)が回答し、そのうち82%がビデオ会議を好み、75.6%が患者やパートナーの顔が見えることが重要な要素であると述べた。約5%が電話による面接を希望し、13%が希望なしと回答した。電話インタビューの方がより困難であると認識されていた(40%対12.7%)。しかし、困難さは快適さの欠如とは直接的には結びつかなかった。どちらの方法でも、技術的な問題や接続の問題があり、電話の方が設定がより複雑であった。電話では、視覚的な合図がないため、順番を決めるのがより困難であった。
結論:本調査は、junior medical studentsを対象に、ビデオと電話による実際の患者との面談を直接比較した初めての研究である。学生は、ビデオ面接を好み、電話面接は難しいとしながらも、それぞれを教育的経験として高く評価した。遠隔医療による患者との面談は、実現可能であり、必要な患者との接触、遠隔医療に関する実践的な洞察、教室で学んだコミュニケーションスキルの定着につながる。