Ammar N, Aly NM, Folayan MO, Mohebbi SZ, Attia S, Howaldt HP, Boettger S, Khader Y, Maharani DA, Rahardjo A, Khan I, Madi M, Shamala A, Al-Batayneh OB, Rashwan M, Pavlic V, Cicmil S, Galluccio G, Polimeni A, Mancino D, Arheiam A, Dama MA, Nyan M, Phantumvanit P, Kim JB, Choi YH, Castillo JL, Joury E, Abdelsalam MM, Alkeshan MM, Hussein I, Vukovic AP, Iandolo A, Kemoli AM, El Tantawi M. Knowledge of dental academics about the COVID-19 pandemic: a multi-country online survey. BMC Med Educ. 2020;20:399.
背景：COVID-19は世界的なpandemicであり、すべての国の生活のあらゆる側面に影響を与えている。我々は、26カ国の歯科医師を対象に、COVID-19に関する知識と関連因子を評価した。
方法：2020年3月から4月にかけて、複数の国を対象とした横断的なオンライン調査への参加を歯科医師に呼びかけた。調査では、COVID-19の感染様式・症状・診断・治療・保護・歯科治療の注意点に関する知識と、参加者の背景変数に関するデータを収集した。マルチレベル線形モデルを用いて、歯科医師のCOVID-19に関する知識と、個人レベル（個人および職業）および国レベル（COVID-19症例数／人口100万人）の要因との関連を、国ごとのランダムな変動を考慮して評価した。
結果：2045名の研究者が調査に参加した（回答率14.3％、女性54.7％、年齢46歳以下67％）。知識パーセンテージの平均（SD）スコアは73.2（11.2）％で、症状に関する知識のスコアは、診断方法に関する知識のスコアよりも有意に低かった（53.1と85.4％、P ＜ 0.0001）。知識スコアは，パートナーや配偶者と同居している人の方が一人暮らしの人よりも有意に高く（回帰係数（B） ＝ 0.48）、博士号取得者の方が歯学部卒の人よりも高く（B ＝ 0.48）、毎日21〜30人の患者を診ている人の方が患者を診ていない人よりも高く（B ＝ 0.65）、COVID-19の症例数／人口100万人が多い国の出身者の方が高かった（B ＝ 0.0007）。
結論：歯科医師は、COVID-19の診断方法よりもCOVID-19の症状に関する知識が乏しかった。居住環境、学位、患者数、国内での流行の大きさは、歯科医師のCOVD-19に関する知識と関連していた。COVID-19に関する歯科医師のトレーニングは、これらの知見を用いて設計し、最も必要性の高い人々を採用することができる。
