Russell D, Burgdorf JG, Washington KT, Schmitz J, Bowles KH. "Second set of eyes:" Family caregivers and post-acute home health care during the COVID-19 pandemic. Patient Educ Couns. 2023 Jan 10;109:107627. Epub ahead of print.
背景:本研究は、COVID-19パンデミックが、COVID-19で入院し、急性期後の熟練した在宅医療(home health care; HHC)サービスに退院した高齢者の家族介護者の経験をどのように形成したかを調べることを目的とした。
方法:2021年3月から7月にかけて、COVID-19感染による入院後に大規模な非営利のHHC機関からサービスを受けた高齢者の家族介護者への半構造化インタビュー30件を実施し、テーマ分析により分析した。
結果:パンデミックの間、家族介護者は急性期後のケア移行において高齢者を支援するための社会的・制度的な障壁に遭遇した。これらの障壁には、病院の面会制限、地域ベースのリソースや医療機器へのアクセスの困難さなどが含まれていた。HHCサービスの制限や遅れにもかかわらず、多くの家族介護者は、高齢者のケアギャップに対処するためには、対面または遠隔医療によって提供される急性期後のHHCが重要であり、パンデミック時の訓練やサポートに対する自分自身のニーズも重要であると認識していることがわかった。
結論:COVID-19の蔓延を抑えることを目的とした政策により、HHC中の介護者に新たな課題が発生した。しかし,HHC機関とその職員は、この状況下で適応し、必要とされる支援の橋渡しを行った。