Phelan SM, Puhl RM, Burgess DJ, Natt N, Mundi M, Miller NE, Saha S, Fischer K, van Ryn M. The role of weight bias and role-modeling in medical students' patient-centered communication with higher weight standardized patients. Patient Educ Couns. 2021 Jan 5. Epub ahead of print.
背景:肥満患者は、患者中心のケアをあまり経験していない可能性がある。我々は、医学生の暗示的/明示的な体重に関連した態度および規範的態度の認識が、肥満患者に対する患者中心のケアと関連しているかどうかを、評価した。
方法:とあるメディカルスクールの3・4年生 (N = 111)が調査を完了し、肥満模擬患者の患者ケアシナリオに参加した。やり取りは、患者中心の向上についてコード化された。患者中心の行動の予測因子を評価した。
結果:メディカルスクールでは肥満患者に対する否定的な態度が規範的であるという学生の認識は、より低い注意力 (b = -0.19, p = 0.01), 親しみやすさ (b = -0.28, p < 0.001), 応答性 (b = -0.21, p = 0.002), 尊敬の念 (b = -0.17, p = 0.003), 対話性 (b = -0.22, p = 0.003), オブザーバーから推薦される可能性 (b = -0.34, p < 0.001), および患者中心の指標スコア (b = -0.16, p = 0.002)など、より低い患者中心の行動と、有意に関連していた。学生が報告した、肥満患者に対する差別の教員ロールモデルは、親しみやすさ (b = -0.16, p = 0.03), 推薦される可能性(b = -0.22, p = 0.04), 患者中心主義指数スコア (b = -0.12, p = 0.03)の低下を予測した。
結論:メディカルスクールの環境における肥満に関連した否定的な規範的態度や行動は、肥満患者に提供される患者中心の行動の質に、悪影響を及ぼす可能性がある。